山梨県立博物館 かいじあむ
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14 転換期に向き合う

 
「戦国からのメッセージ」展示室写真
 近世から近代への大きな転換期の中で発生したさまざまな騒動について、その発生から集結に至るまでの社会的・政治的背景を紹介します。また、騒動をとおして社会の変化や山梨の地域的特性などの問題を明らかにします。

展示資料
 
資料名
時代
所有
指定
資料解説
冨士登山人改帳 明治36年
(1903)
山梨県立博物館   川口村(現富士河口湖町)経由で登拝を行った信徒を記録した帳簿。参拝者の祈祷や世話などを行う御師を務めた本庄家に残されたもので、住所や人数、経由ルートなどが記されている。甲斐国や関東だけでなく、東北から九州まで全国各地から訪れていたことがわかる。
富士山御縁年記 江戸時代末か 山梨県立博物館   富士山の成立を説く伝説や、富士山の「御縁年」とされる庚申年についての説明が書かれている。伝説では、6代天皇・考安天皇の時代、庚申年に雲や霧が晴れ初めて姿を現したとされる。この伝説をもとに、60年に1度の庚申年は、「御縁年」とされ、江戸時代には、女人禁制が緩和されるなど多くの登拝者が訪れた。
御室浅間神社之景

明治36年
(1903)

山梨県立博物館   現在の富士御室浅間神社(富士河口湖町)を描いた銅版画。当神社には、富士山の二合目に位置する山宮(本宮)と河口湖畔に位置する里宮があり、富士山の女神コノハナサクヤヒメノコトを祭神としている。本図は、かつてあった富士山二合目の本宮の景観を描いた図であり、現在は河口湖畔の里宮に遷座されている。図中の「富士講」の開祖である長谷川角行を祀った「角行社」という社殿もあり信仰者の多くが多くが訪れていたことが窺える。
富士山北口鎮火大祭図 明治時代 山梨県立博物館   日本三奇祭とされる吉田の火祭り(鎮火祭)を描いた版画。大松明が焚き上げられている様子や神輿を担いでいる姿が描かれ、現在と同様の形態で祭りが行われていたことがわかる。幟には奉納した様々な団体名と所在地が書いてあり、甲府のほか東京や下総(千葉県)など各地から寄進されていたことが見て取れる。
甲州勝沼駅ニ於テ近藤勇驍勇之図(複製) 原本
慶応4年
(1868)
山梨県立博物館   月岡芳年による浮世絵。慶応4年、板垣退助らの新政府軍と近藤勇らの幕府軍が柏尾(甲州市)で衝突した勝沼の戦い(柏尾の戦い)の様子を描く。
天保騒動絵図(複製) 原本
江戸時代
山梨県立博物館   天保7年(1836)8月に発生した天保郡内騒動の進行のようすを描いた絵図。
近世侠客有名鑑(複製) 原本
明治時代
山梨県立博物館   明治時代中頃の関東の侠客について、相撲の番付の形式をとり、ランキング形式で示したもの。甲斐国からは、著名な黒駒勝蔵のほか、武井安五郎、身延半五郎、祐天仙之助などの名前が見える。


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