資料名 |
時代 |
所有 |
指定 |
資料解説 |
『太政官日誌 第七』(甲州文庫) |
慶応4年
(1868) |
山梨県立博物館 |
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太政官正院文書局が発行していた官報。明治新政府の成立直後から発行され、法令の周知や政府の広報などに用いられた。また戊辰戦争の戦況についても詳細に記述されている。展示資料は慶応4年3月中旬のもので、同月6日に勃発した柏尾の戦い(甲州勝沼の戦い)の報告書が収められている。 |
砲弾 |
江戸時代
(19世紀) |
山梨県立博物館 |
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柏尾の戦いに際し、幕府軍が新政府軍に打ち込んだ不発弾であるという。1859年にフランスで開発された野戦砲「四斤山砲」の砲弾と同形である。日本では慶応2年(1866)の第二次長州征討に際して幕府陸軍が使用したことが知られており、明治に至るまで陸軍の主力装備の1つであった。 |
御官軍御宿割控(甲州文庫) |
慶応4年(1868) |
山梨県立博物館 |
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柏尾の戦いで幕府軍を破った新政府軍が、武蔵八王子周辺の宿所に分散して宿をとった際の宿帳の控え。土佐・鳥取両藩兵を中心とする東山道軍は、こののち3月13日に板橋に到達し、東海道軍と合流して江戸城総攻撃の準備を進めることになる。 |
板垣退助写真(大木家文v書) |
近代 |
山梨県立博物館 |
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慶応4年(1868)頃の板垣退助の写真を印刷したもの。のちに自由民権運動の旗手としてその中心に立つ板垣の、30代初めころの画像である。 |
甲州勝沼駅ニ於テ近藤勇驍勇之図(複製) |
原本
慶応4年
(1868) |
山梨県立博物館 |
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月岡芳年による浮世絵。慶応4年、板垣退助らの新政府軍と近藤勇らの幕府軍が柏尾(甲州市)で衝突した勝沼の戦い(柏尾の戦い)の様子を描く。 |
天保騒動絵図(複製) |
原本
江戸時代 |
山梨県立博物館 |
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天保7年(1836)8月に発生した天保郡内騒動の進行のようすを描いた絵図。 |
近世侠客有名鑑(複製) |
原本
明治時代 |
山梨県立博物館 |
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明治時代中頃の関東の侠客について、相撲の番付の形式をとり、ランキング形式で示したもの。甲斐国からは、著名な黒駒勝蔵のほか、武井安五郎、身延半五郎、祐天仙之助などの名前が見える。 |