山梨県立博物館 かいじあむ
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14 転換期に向き合う

 
「戦国からのメッセージ」展示室写真
 近世から近代への大きな転換期の中で発生したさまざまな騒動について、その発生から集結に至るまでの社会的・政治的背景を紹介します。また、騒動をとおして社会の変化や山梨の地域的特性などの問題を明らかにします。

展示資料
 
資料名
時代
所有
指定
資料解説
無宿悪徒取締の触につき請印帳(甲州文庫) 文久3年
(1863)
山梨県立博物館   吉田村(現南アルプス市)の百姓らが、博徒や無宿人の取り締まりに関する命令を承った旨を連名で提出した書類。世上で博徒等の横行が止まらないのは、村落内において博徒と親しくし、住居を提供するものがいるからだと述べ、それを制止することが求められた。
敵討瓦版(甲州文庫) 安政4年(1857) 山梨県立博物館   甲州博徒の総元締的な存在であった三井卯吉が、甲府において斬殺された事件をもとに作られたとみられる瓦版。卯吉は敵の襲撃を警戒し、甲府柳町を中心に居所を転々と変えていったが、最後には山田町の居宅で襲撃を受け、殺害された。
甲州黒駒勝蔵評判くどき(甲州文庫) 明治時代(19世紀) 山梨県立博物館   黒駒勝蔵(1832-71)が博徒の身から官軍に参加するまでのようすを唄ったくどき節。勝蔵は上黒駒村(現笛吹市)の名主の家に生まれ、25歳で博徒に転じ、竹居村(同)の甚兵衛の子分となってから頭角を現し、甲斐国を代表する侠客となった。文久年間には各地の博徒と抗争を繰り返し、なかでも清水湊を拠点とする清水次郎長との戦いは有名である。
長編講談祐天吉松(甲州文庫) 大正14年
(1925)
山梨県立博物館   主人公である祐天吉松が、親族を殺された仇の立花金五郎を討つまでの波乱の半生を描いた講談。「祐天」の名前や、甲府・韮崎など甲斐の地も物語の舞台に出てくることから、実在の甲州博徒である祐天仙之助をモデルに制作されたものとみられる。本書は神田伯山による講談をまとめたもので、初版は大正8年に出版された。
甲州勝沼駅ニ於テ近藤勇驍勇之図(複製) 原本
慶応4年
(1868)
山梨県立博物館   月岡芳年による浮世絵。慶応4年、板垣退助らの新政府軍と近藤勇らの幕府軍が柏尾(甲州市)で衝突した勝沼の戦い(柏尾の戦い)の様子を描く。
天保騒動絵図(複製) 原本
江戸時代
山梨県立博物館   天保7年(1836)8月に発生した天保郡内騒動の進行のようすを描いた絵図。
近世侠客有名鑑(複製) 原本
明治時代
山梨県立博物館   明治時代中頃の関東の侠客について、相撲の番付の形式をとり、ランキング形式で示したもの。甲斐国からは、著名な黒駒勝蔵のほか、武井安五郎、身延半五郎、祐天仙之助などの名前が見える。


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