山梨県立博物館 かいじあむ
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13 江戸文化の往来

 
「戦国からのメッセージ」展示室写真
 甲斐は江戸に近く、物流や人々の往来が活発で、常に最新の江戸文化が流入しました。往来した人々による記録、甲斐に残された書画、学問や文芸などを紹介し、武士や町人がそれらを育み、甲斐に花開かせていった様子を明らかにします。

展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
葡萄図 天龍道人筆(大木コレクション) 享和元年
(1801)
山梨県立博物館   天龍道人は、鹿島藩(現在の佐賀県)家老・板部堅忠の子とされ、50歳頃より諏訪周辺に隠棲した。葡萄図や鷹図を得意とした画家として知られ、「葡萄和尚」とも呼ばれた。本作は、墨の濃淡と、筆の緩急により、瑞々しく葡萄を描き出した作品。
葡萄図屏風 天龍道人筆 文化2年
(1805)
山梨県立博物館   天龍道人の葡萄図を一扇ごとに貼りこんだ六曲一隻の屏風。墨を巧みに使い、葡萄の色、状態などを細やかに描き分けている。画中の記載から、88歳の作であることがわかる。
身延山詣之図 安政2年
(1855)
山梨県立博物館   三代歌川豊国による錦絵で、身延詣でをする役者の姿が描かれている。江戸時代、身延山へ参詣する「身延詣」が盛んになったが、その背景として木版摺りの参詣案内や参詣絵図が作成されたことが挙げられる。
棡原村絵図 文化3年
(1806)
都留市
『甲斐国志』編纂の際に提出された棡原村(現上野原市)の絵図。同村は鶴川沿いの谷間に位置する。鶴川は深い谷を刻んでおり、集落は段丘上に展開している。村高約500石のうち、田は2石余りで、ほとんどが雑穀などの畑作であった。こうした環境を背景とした雑穀中心の当村の食文化は、昭和に入り「長寿村」として注目を集めることとなった。
甲斐国志(甲州文庫) 江戸時代 山梨県立博物館
江戸時代の「山梨県史」。幕府より全国に国史の編纂が命じられ、甲斐国は甲府勤番支配の松平定能と、内藤・森嶋・村松の地元の学者によって進められ、11年後の文化11年(1814)に完成し幕府に献上された。その写し。


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