山梨県立博物館 かいじあむ
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13 江戸文化の往来

 
「戦国からのメッセージ」展示室写真
 甲斐は江戸に近く、物流や人々の往来が活発で、常に最新の江戸文化が流入しました。往来した人々による記録、甲斐に残された書画、学問や文芸などを紹介し、武士や町人がそれらを育み、甲斐に花開かせていった様子を明らかにします。

展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
桃鳩図 江戸時代後期(17〜18世紀) 山梨県立博物館   桃の枝に羽をやすめる一羽の鳩を描く。その画風から狩野派の絵師の作と考えられる。鳩が枝にとまる構図は、花鳥画の古い伝統に連なるものである。
雛図 江戸時代(19世紀) 山梨県立博物館   源季俊による、立雛を描いた掛軸。女児の健やかな成長を祈念して飾られた。鮮やかな赤と金を使い、冬でも緑色のまま不変で縁起のよい常盤の松をあしらった衣装は、桃の節句をおめでたく華やかに演出している。
春景山水図 寛政12年(1800) 山梨県立博物館   十時梅香i1749〜1804)は大坂生れで、伊勢長島藩の役人を務めた。池大雅に画を学び、皆川淇園らと交流した。本作は、春の息吹の力強く表現してあり、「庚申春」とあることから、寛政12年春、晩年の作であることがわかる。
桃源郷図 大正2年
(1913)
山梨県立博物館   福田浩湖(1883〜1959)は、南画院で文人画再興に努めた画家。本作には桃が咲く山里と、櫂を持ち篭を下げた人物が描かれているが、漁師が桃に誘われて不思議な里に迷い込む、桃源郷の物語が思い起こされる。
桃花峯図 大正10年(1921) 山梨県立博物館   作者の矢野橋村(1890〜1965)は官展で活躍した画家で、昭和36年には日本芸術院賞を受賞した。中国の文人、沈徳潜の桃花峯の詩に取材し、本作を描いたことが画中の書き込みよりわかる。
千円札 令和6年
(2024)
山梨県立博物館   令和6年(2024)7月3日に改刷された3券種のうち、AA000009AAの若い記番号が振られた千円札。表面には北里柴三郎が、裏面は浮世絵師、葛飾北斎による「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をもとに、デザインがなされている。
道志村絵図 文化3年
(1806)
都留市 『甲斐国志』編纂の際に提出され道志村(現動詞村)の絵図。村域は現在の道志村とほぼ同じである。村には源頼朝にまつわる伝説が残されており、図にも「源大将いさせ給ふ的の印」等の記載がある。
甲斐国志写本 江戸時代(19世紀) 山梨県立博物館   全123巻。幕府献上本は、71冊に仕立てられた。項目は、「提要(概要)、国法、村里、山川、古跡、神社、仏寺、人物、士庶(武士と庶民)、古記、古物、土産、製品」と、多岐にわたる。


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