山梨県立博物館 かいじあむ
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8 里にくらす

 
「戦国からのメッセージ」展示室写真
里の生活を理解するために、里の人々が盆地や扇状地、丘陵地などの自然地形を活かしながら山梨を代表する産物を生み出し、人やモノのさまざまな交流があったことを紹介します。

展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
千野村絵図 (甲州文庫) 文政12年
(1829)
山梨県立博物館   江戸時代の千野村(甲州市)を描いた絵図。
丸石道祖神(複製)    山梨県立博物館   山梨県の甲府盆地およびその周縁部を中心に分布する、丸石を御神体とする道祖神の石像物。
おかぶと(桃太郎) 明治時代か 山梨県立博物館   張り子の技法で作られた端午の節供飾り「おかぶと」のうち、頭部の冠部分に桃をあしらい「桃太郎」と通称されたもの。桃は『古事記』にも魔よけの力を持つ果実として登場する。また、室町時代中期に成立したとされている「桃太郎」の昔話は、桃から生まれた男子が超人的な力によって鬼を退治するストーリーとなっており、その根底には桃の持つ呪力が意識されている。
裏見寒話 宝暦2年
(1752)
山梨県立博物館   山中に棲む異人や狒狒、山の神の化身の金色の鹿など、山に関する怪談が多く記されている。山中が神仏や魔物の領域である異世界とみなされてきたことのあらわれであろう。また、山との関わりが深い甲斐国の特徴とみることもできる。
婚礼の盃(樋口家資料) 明治時代以降 山梨県立博物館   酒は単なる嗜好品ではない。同じ盃を用いて酒を飲むことは儀式の一部として、人と人との新たな関係を結ぶ時にも用いられる。代表例として、婚礼における夫婦固めの盃(三々九度)が挙げられる。
食初めの食器 平成24年 個人蔵   食初めは生後100日頃に行われる成長の節目の行事で、生児が初めて大人と同じ食べ物を食べる習俗である。飯を一粒口の中に入れたり、食べさせる真似をする。
西保下村出産見舞受納帳(西保下村武藤家文書) 文久1年
(1861)
山梨県立博物館   出産の祝いとして贈られた品々を書き付けた帳面。餅や鰹節、凍(氷)豆腐などが記されている。餅は産後の肥立ちや乳の出に良いとされ、親元から贈られた。
もじり(県教育委員会収集資料) 昭和 山梨県立博物館   川漁で使用される道具で、ウナギなどを獲った。竹製。
山神社神札 現代 山梨県立博物館   笛吹市石和町松本にある山神宮はオテンゴウサン(お天狗さん)と呼ばれ、毎年2月21日の午前零時から始まる祭りで授与される神札は、養蚕アタリ(繭の豊作)にご利益があるとされている。
日本山海名産図会 寛政11年
(1799)
山梨県立博物館   野生種のぶどうを採取する様子が描かれている。日本にはヤマブドウ、エビヅルなどの野生種のぶどうが自生していた。山梨県内では大師東丹保遺跡(南アルプス市)を最古として、弥生時代のブドウが出土している。
和漢三才図会(大木家資料) 明治19年
(1886)
山梨県立博物館   甲斐国についての記述の部分に、「甲斐の国土産」として「葡萄」が記されている。他には栗や胡桃、柿などの果物や、紬、紙などがあげられている。
身延参詣甲州道中膝栗毛(甲州文庫) 安政4年
(1857)
山梨県立博物館   ぶどう売りで華やぐ甲州街道の勝沼宿の様子。描かれているのは、街道に面した竹棚に垂れ下がるぶどう、籠いっぱいに収穫したぶどうを運ぶ女性、縁台に並べたぶどうを売る女性。
『甲州道中記』写本(若尾資料) 大正時代
(原本は江戸時代)
山梨県立博物館   江戸時代のぶどうの加工食品としては乾葡萄、ジャム状にした葡萄膏(ぶどうこう)などがあった。また、現在も土産品として知られている菓子「月の雫」(ぶどうの砂糖かけ)も販売されていた。
ぶどうの粒抜き(小林コレクション) 昭和 山梨県立博物館   甲州市塩山にて使用されたぶどう栽培の道具。色が悪くなったり、収穫後、出荷前に傷んだ果粒を抜き取るために使用した。
もじり 大正時代以降 山梨県立博物館   川漁において、魚を突いて取るための道具。本資料は、旧塩山市域(現 甲州市塩山)で使用されたもので、生業としての漁というよりは子どもの遊びのひとつであったという。
アボ・ヘボ(上野晴朗氏収集資料) 現代 山梨県立博物館   アボ・ヘボとは、それぞれ「アワ穂」「ヒエ穂」を指す。1月15日を中心とする小正月行事において、ヌルデの木を用いてアワとヒエの稔りの姿を模擬的につくり、その豊作を願う。
お荒神
(小林コレクション)
昭和 山梨県立博物館   台所の神様。
地神さん
(小林コレクション)
昭和 山梨県立博物館   大地の神様。
軍馬帽
(長田家資料)
昭和 山梨県立博物館   馬の日除けの帽子。
馬ブラシ(鉄製)  昭和 山梨県立博物館   馬の血行をよくするためのブラシ。
馬ブラシ(藁製) 
(小林コレクション)
昭和 山梨県立博物館   馬の毛並みを整えるためのブラシ。
馬草鞋   山梨県立博物館   馬の履いた草鞋。
甲斐叢記(甲州文庫) 嘉永4年
(1851)
山梨県立博物館   甲斐国の地理・歴史を記した書物。「甲州八珍果(峡中八珍果)」が挿絵入りで紹介されている。八珍果とは、江戸時代の甲斐国を代表する八種類の果樹で、その内容はブドウ・ナシ・モモ・カキ・クリ・リンゴ・ザクロ・クルミ(一説には銀杏)である。誰によって選ばれたのかは不明であるが、これらが甲斐国を代表する果実であることは古くから知られていたようだ。
煙草包装紙
〈篠原家資料〉
明治22年
(1889)
山梨県立博物館   上今諏訪村(現南アルプス市)で生産された梅煙という煙草の包装紙。組み立てると箱になる。
煙草入れ
(大木家資料)
  山梨県立博物館   煙草と煙管をいれるための道具。
煙草箱
明治時代 山梨県立博物館   明治時代に山梨県内で生産された煙草の箱。
百万遍の馬草鞋(再現品) 現代 山梨県立博物館   甲州市塩山牛奥地区で、毎年7月14日に行われる百万遍の道切り行事で用いられる馬の草鞋。村の入口4ヶ所に立て、悪いものが入らない呪いとする。


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