資料名 |
時代 |
所有 |
指定 |
資料解説 |
千野村絵図
(甲州文庫) |
文政12年
(1829) |
山梨県立博物館 |
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江戸時代の千野村(甲州市)を描いた絵図。 |
丸石道祖神(複製) |
貞享5年
(1688) |
山梨県立博物館 |
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山梨県の甲府盆地およびその周縁部を中心に分布する、丸石を御神体とする道祖神の石像物。 |
金草鞋十二編身延山道中記(甲州文庫) |
文政2年
(1819) |
山梨県立博物館 |
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旅姿の男女の傍らに道祖神が描かれている。道の先には集落がある。ここに描かれた道祖神は集落の入口を象徴するモチーフとして描かれたものである。文学作品の中には、このように境界や旅の象徴としての道祖神が登場することがある。 |
往来手形(上野晴朗氏収集資料) |
貞享5年
(1688) |
山梨県立博物館 |
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往来手形とは、江戸時代の旅行者の旅行許可書のこと。旅行者の氏名・年齢・居住地のほか、旅の目的などが記されている。本資料は、小佐手村(現甲州市勝沼町)の百姓武兵衛・藤蔵忰儀助が三峰山(現埼玉県秩父市)に参詣するために発行された往来手形。 |
富士山御胎内御札 |
嘉永4年
(1851) |
山梨県立博物館 |
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嘉永4年(1851)の7月20日に登山をした際に授与された御札類と紙片。 |
安産守 |
江戸時代 |
山梨県立博物館 |
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御胎内神札と安産牛玉、御胎内の土と洗米をセットにして「守」と書いた紙に包んであったもの。 |
「北口本宮病薬」(大木家資料) |
年代不詳 |
山梨県立博物館 |
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御師の家伝薬。袋に「血止め」「切り傷」などに効能があると記されている。 |
富士山頂雷除御守他(大木家資料) |
江戸時代〜明治時代 |
山梨県立博物館 |
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富士山頂雷除御守他。富士山山頂や、小御嶽で授与された守り札。雷除けや開運、疫病除けといった、様々な種類が出されていた。 |
おかぶと(信玄) |
明治時代以降 |
山梨県立博物館 |
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張り子製の端午の節供飾り。各種。 |
富士大山登山餞別日下恵(大木家資料) |
天保14年
(1843) |
山梨県立博物館 |
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富士登山にあたり、集まった餞別を書き記した帳面。餞別は鼻紙、「はし(箸か)」、盆が多く、煙草、盃、まんじゅう、仁賀伊(煮貝)などもみられる。 |
和漢三才図会(大木家資料) |
明治時代以降 |
山梨県立博物館 |
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甲斐国についての記述の部分に、「甲斐の国土産」として「葡萄」が記されている。他には栗や胡桃、柿などの果物や、紬、紙などがあげられている。 |
身延参詣甲州道中膝栗毛(甲州文庫) |
安政4年
(1857) |
山梨県立博物館 |
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棚の下でぶどう販売が行われる勝沼宿の様子。 |
ぶどう掛け紙 |
昭和時代 |
山梨県立博物館 |
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甲府市愛宕町のぶどう園で用いた掛紙。 |
鉄道旅行案内(県教委収集資料) |
昭和時代初期 |
山梨県立博物館 |
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鉄道の駅を基点とした観光地案内書。大正10年(1921)の全国のぶどう産地の統計を掲載する。 |
キの神神札 |
現代 |
山梨県立博物館 |
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山梨岡神社に祀られている異形の神「キ」の神札。 |
峡中紀行(甲州文庫) |
明治30年
(1897)
原本は宝永3年(1706) |
山梨県立博物館 |
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キの神は、江戸時代の儒学者荻生徂徠によって初めて記録された。 |
軍馬帽
(長田家資料) |
昭和 |
山梨県立博物館 |
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馬の日除けの帽子。 |
馬草鞋 |
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山梨県立博物館 |
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馬の履いた草鞋。 |
煙草箱
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明治時代 |
山梨県立博物館 |
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明治時代に山梨県内で生産された煙草の箱。 |
百万遍の馬草鞋(再現品) |
現代 |
山梨県立博物館 |
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甲州市塩山牛奥地区で、毎年7月14日に行われる百万遍の道切り行事で用いられる馬の草鞋。村の入口4ヶ所に立て、悪いものが入らない呪いとする。 |