7 戦国からのメッセージ
『勝山記』に記された富士山麓の気候や、地震、洪水、雪代、凶作、戦争などの災害、農産物、経済活動などをとおして、戦国時代の郡内地方における自然と人、人と人との関わりについて紹介します。
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展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
武田家過所(桑原家文書)
永禄3年
(1560)
個人
県
武田氏が都留郡内の関所に対して、この文書を所持した人の通行を許可するよう命じたもの。桑原家は漆の生産・流通に関わっていたと考えられており、この古文書は漆を都留郡経由で他国へ運搬するために発行された可能性がある。
某過所(桑原家文書)
永禄5年
(1562)
個人
県
相州口すなわち相模国(神奈川県)方面への交通路に所在した関所に対して、この文書を所持した人の通行を許可するよう命じたもの。桑原家は漆の生産・流通に関わっていたと考えられており、この古文書は漆を相模国方面へ運搬するために発行された可能性がある。
勝山記写本(赤岡重樹旧蔵資料)
大正8年
(1919)
山梨県立博物館
戦国時代の富士北麓地域の生活、経済、合戦、信仰、自然災害などの様子を記した「勝山記」の写本のひとつ。
筒粥神事の道具
昭和時代
山梨県立博物館
小室浅間神社で筒粥の占いをする際に使用するカイバシラ(粥柱)、カクハンボウ(撹拌棒)など。
令和6年度筒粥占標(小室浅間神社)
令和5年
(2023)
山梨県立博物館
小室浅間神社(富士吉田市)で毎年小正月の夜に行われる筒粥神事の占標。富士山麓における作物の出来や富士参詣の道者の多少、1年の天候が占われる。
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