山梨県立博物館 かいじあむ
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5 信仰の足跡  
 
「信仰の足跡」展示室写真  県内各地に残る信仰の足跡や文化財を紹介しながら、その背景に信仰を広めた祖師たちと信仰を育む人々、寺社を支える庇護者たちの姿を見いだし、三枝氏や甲斐源氏の信仰、山岳信仰、鎌倉新仏教など甲斐に根付いた信仰とその文化について考えます。
展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
聖徳太子立像(2018年1月29日までの期間限定展示) 鎌倉時代
(14世紀)
仁勝寺
重文
左手に柄香炉、右手に笏を持ち(いずれも亡失)、角髪を結う童子の姿をした聖徳太子像。甲斐源氏の祖・新羅三郎義光が京都からもたらし代々武田家が伝え、その滅亡に際し勝頼の命により仁勝寺にもたらされたとの伝承がある。
土馬   甲府市教育委員会   金峰山頂にそびえる五丈岩周辺で見つかった土馬。土馬は、日照りなどの災害を乗せて払い去るなどの祈りが込められたようで、雨乞いなど水との信仰の関わりが深いと言われる。
金峰山出土品(釘、古銭、銅盤、数珠玉) 古代-
平安時代
甲府市教育委員会
 
金峰山山頂付近から採集された資料。水の信仰に関わる土馬、水晶玉などが含まれる。
蔵王権現立像 平安時代
(12世紀)
山梨県立博物館   県 金峰山の信仰の主尊、蔵王権現像。右手を振り上げ、片足で立つ、通形の姿をしている。
韋駄天立像 南北朝時代 円光院蔵
(寄託)
  
両手で合掌し、兜をかぶる韋駄天立像。禅宗寺院の厨房に安置されることが多い。兜内部に記された銘により、武田氏縁の像と考えられる。
富士山五合五勺経ヶ岳出土経巻(複製品) 平安時代
(12世紀)
山梨県立博物館(原資料は個人蔵)
  
富士山五合五勺、経ヶ岳から出土した朱書の経典の複製品。富士上人末代が平安時代に山頂に埋納したという富士山本宮浅間大社初伝の一切経と共通する形式をもつ。
役行者像(複製品) 平安〜
鎌倉時代
(12-13世紀)
山梨県立博物館(原資料は円楽寺蔵)
原資料
山岳修験の祖、役行者の姿を表現した彫像。奈良時代の役小角は、無実の罪で伊豆に流された折、夜になると富士に至って修行をしたとの伝承をもち、富士山修験とゆかり深い人物である。本像は多く残る役行者像の中でも現在確認される最古の像。すさまじい憤怒の相が特徴的。
愛染明王坐像(複製品) 平安時代
(12世紀)
山梨県立博物館(原資料は放光寺蔵)
甲斐源氏安田義定が現在の地に放光寺を創建した際に遡る造像と考えられる、天に向かって矢を射放つ瞬間の姿をあらわした、「天弓愛染」と呼ばれる像。
甲斐勝沼柏尾経塚出土品 銅経筒 (複製品) 康和5年
(1103)
山梨県立博物館(原資料は東京国立博物館蔵)
原資料 ◎
大善寺の東方、柏尾山白山平から出土した銅製経筒。筒身に制作に関わった僧寂円や三枝一族の名が刻されている。


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