山梨県立博物館 かいじあむ
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5 信仰の足跡

 
「戦国からのメッセージ」展示室写真
 県内各地に残る信仰の足跡や文化財を紹介しながら、その背景に信仰を広めた祖師たちと信仰を育む人々、寺社を支える庇護者たちの姿を見いだし、三枝氏や甲斐源氏の信仰、山岳信仰、鎌倉新仏教など甲斐に根付いた信仰とその文化について考えます。

展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
土馬   甲府市教育委員会   金峰山頂にそびえる五丈岩周辺で見つかった土馬。土馬は、日照りなどの災害を乗せて払い去るなどの祈りが込められたようで、雨乞いなど水との信仰の関わりが深いと言われる。
金峰山出土品(釘、古銭、銅盤、数珠玉) 古代-
平安時代
甲府市教育委員会
 
金峰山山頂付近から採集された資料。水の信仰に関わる土馬、水晶玉などが含まれる。
甲斐国金桜神社御嶽山晩春之図(甲州文庫) 江戸時代
(18-19世紀)
山梨県立博物館
甲府市にある金桜神社より、金峰山山頂に至る登山道をしるしたもの。掛軸。
富士山百景狂歌集(甲州文庫) 万延元年
(1860)
山梨県立博物館   庚申年を契機に、富士山を題材とした100首の狂歌を挿絵入りで出版したもの。
富士山五号五尺経ヶ岳出土経巻(複製) 平安時代
(原資料)
山梨県立博物館   吉田口登山道、五合五尺から出土した経巻。「仏説観普賢菩薩行法経」が朱書されている。平安時代に埋納されたものと考えられている。
富士山五合五勺経ヶ岳出土経巻(複製品) 平安時代
(12世紀)
山梨県立博物館(原資料は個人蔵)
  
富士山五合五勺、経ヶ岳から出土した朱書の経典の複製品。富士上人末代が平安時代に山頂に埋納したという富士山本宮浅間大社初伝の一切経と共通する形式をもつ。
役行者像(複製品) 平安〜
鎌倉時代
(12-13世紀)
山梨県立博物館(原資料は円楽寺蔵)
原資料
山岳修験の祖、役行者の姿を表現した彫像。奈良時代の役小角は、無実の罪で伊豆に流された折、夜になると富士に至って修行をしたとの伝承をもち、富士山修験とゆかり深い人物である。本像は多く残る役行者像の中でも現在確認される最古の像。すさまじい憤怒の相が特徴的。
愛染明王坐像(複製品) 平安時代
(12世紀)
山梨県立博物館(原資料は放光寺蔵)
原資料
甲斐源氏安田義定が現在の地に放光寺を創建した際に遡る造像と考えられる、天に向かって矢を射放つ瞬間の姿をあらわした、「天弓愛染」と呼ばれる像。
甲斐勝沼柏尾経塚出土品 銅経筒 (複製品) 康和5年
(1103)
山梨県立博物館(原資料は東京国立博物館蔵)
原資料 ◎
大善寺の東方、柏尾山白山平から出土した銅製経筒。筒身に制作に関わった僧寂円や三枝一族の名が刻されている。
渡唐天神像 策彦周良賛(2/14〜3/11) 室町時代
(16世紀)
南松院蔵(寄託)
天神として崇められた菅原道真が、中国の禅僧無準師範に印可を得たという説話に基づく作品。信玄に請われて恵林寺住職となった策彦周良(1501〜79)が賛を記している。
蘭石図 雪窓普明筆(3/13〜4/15) 元時代
(14世紀)
山梨県立博物館
重美
蘭は、竹や梅とともに天地の清気を受けたものとして、それを描く行為は禅僧にとって修行のひとつと考えられた。作者とされる雪窓は中国元代の禅宗画僧として著名な人物である。しかし本作は、作風の違いなどから、現在ではその手によるものではないと見られている。


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