山梨県立博物館 かいじあむ
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4 水に取り組む
 
「水に取り組む」展示室写真  山梨の人々は、度重なる水害を克服するために信玄堤などの独自の治水技術を発達させ、徳島堰などの利水事業を通じて、豊かな水の恵みを生み出してきました。
  水に関わる人々のさまざまな歴史と同時に、そこから生まれた民俗や信仰や先人たちの水に取り組んできた姿を紹介します。
展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
遠州諏訪原古城図  江戸時代 山梨県立博物館
遠江諏訪原城(静岡県島田市)を描いた絵図。同城は大井川右岸の牧之原台地上に位置し、天正元年(1573)の武田氏の遠江侵攻に際して、馬場美濃守・武田信豊の縄張によって築かれたと伝えられる。徳川方の掛川城(掛川市)や久野城(袋井市)に対する城となったと考えられるが、天正3年に徳川軍の攻撃を受けて落城した。
田中城絵図・江尻城絵図(武田甲斐国領土出城見取図のうち)(頼生文庫) 江戸時代 山梨県立博物館
駿河江尻城(静岡市)、田中城(藤枝市)の縄張りを描いた図。ともに武田氏による駿河侵攻の際に築城・再興された城で、江尻城は武田氏による駿河支配の拠点のひとつとして、田中城は駿河西部の拠点・徳川氏に対する前線城郭として機能した。
普請目論見鑑 江戸時代 山梨県立博物館
江戸時代における治水工事などの工法を紹介した解説書。「大聖牛」「甲州菱牛」「甲州尺木垣」ほか、甲斐国で用いられた治水技術も、その資材や構造について記載されている。
釜無川氾濫の図(複製)   長遠寺    享和2年(1802)に鏡中条村(南アルプス市)付近で起きた大洪水の様子を描いた絵図。
網代護岸 (宮沢中村遺跡)    山梨県立考古博物館    洪水から水田を守るため、鎌倉時代に造られた護岸。
おささら様(模造品)          甲府市小瀬町で行われる天津司の舞(国指定重要無形民俗文化財)で使用される人形。甲府盆地が湖だった頃、天から降りて来て舞い踊っていた神々の姿を現している。
雨乞鎮守 三石大明神 宮再建立施入帳 文政4年
(1821)
山梨県立博物館    大崩村(身延町)の鎮守である三石大明神の宮を再建立するにあたって、住民から再建費用の寄進を受けた際の記録。三石明神は三石山(山梨百名山のひとつ)に鎮座し、地域の人々からは雨乞の神として信仰を集めた。
石尊祭の藁束 平成14年
(2002)
山梨県立博物館    水神である「石尊(せきそん)さん」の祭りで使用される。唱えごとをしながら、藁を一本ずつ束から抜き取り、川に投げ入れる。
御幸祭川除の石 平成15年
(2003)
山梨県立博物館    洪水を防ぐために行われる御幸祭(みゆきまつり)で、水神を鎮めるために使用される石。
形代 人形(南アルプス市大師東丹保遺跡出土) 鎌倉時代 山梨県立考古博物館    大師東丹保遺跡では水辺の祭祀に用いられる形代や斎串が多数出土した。人形に災いを移し、清らかな水に流す現代の大祓に似た使い方がされたと考えられる。
雨ごいの仏像 不明 清水寺    日照りの際、雨乞いに使用された仏像。昭和40年頃まで使用された。
測量器(複製) 江戸時代 個人    江戸時代の優れた土木技術者であった窪田幸左衛門(1771-1855)が用いた測量器。持ち運びに便利なように、簡単に分解・組み立てが出来る仕組みとなっている。



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