山梨県立博物館 かいじあむ
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3 甲斐の黒駒

 
「戦国からのメッセージ」展示室写真古代甲斐国は、「甲斐の黒駒」という名馬の産地として知られ、平安時代には信濃、上野、武蔵とともに天皇直属の牧場が置かれ、毎年都に馬を献上する駒牽が行われました。
 古くから培ってきた山梨の人と馬との深いつながりと、豊かな自然が広大な牧場となり、多くの良馬を生み出したことを紹介します。
展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
日本書紀 巻二十八 享和3年(1803)刊 個人   日本で編纂された最初の正史。展示は672年に起こった大友皇子と大海人皇子の争い(壬申の乱)の部分。大海人皇子方として戦った「甲斐の勇者」が、騎馬で敵将を追撃する場面が記されている。古代の甲斐の人が馬を操って戦う姿を描写した数少ない記録である。
市川三郷町大塚古墳出土横矧板鋲留(よこはぎいたびょうどめ)短甲(複製) 古墳時代

(原資料 市川三郷町教委員)

原資料
古墳に埋葬されていた鎧。
※展示室では、壁面のグラフィックと併せてご覧ください。
伝豊富村出土眉庇付冑(まびさしつきかぶと)(複製) 古墳時代 山梨県立博物館
  
古墳に埋葬されていた冑。眉庇(帽子のつばのようなもの)がついている。
※展示室では、壁面のグラフィックと併せてご覧ください。
伝豊富村出土衝角付冑(しょうかくつきかぶと)(複製) 古墳時代 山梨県立博物館
  
古墳に埋葬されていた冑。先端が尖った形をしている。
寺の前三号墳出土柄頭 古墳時代 笛吹市教育委員会
古墳に副葬されていた柄頭。金銅製の鋳造品で、環内に鳳凰が表現され、環上には走龍文がめぐる。
天神のこし古墳出土金環 古墳時代 笛吹市教育委員会
古墳に副葬されていた金銅製の耳飾り。
狐原遺跡出土焼印 平安時代 上野原市教育委員会
  
「山」という文字の焼き印。古代の牧では、飼育している馬に、牧ごとに違う焼き印を押していた。
通行証明木簡(複製) 奈良時代
(8世紀)

山梨県立博物館(原資料:奈良文化財研究所)

  
都にいた神人人麻呂が、私用により美濃不破関を越えて本国甲斐へ行くために発行された通行手形。不破関は東山道に設置された関所であり、東海道の甲斐国の人が、都との往来に東海道だけではなく、途中で東山道も通行していたことがわかる。。
駿河国正税帳(複製) 天平10年(731) 山梨県立博物館(原資料:正倉院宝物)
  
駿河国における税の収支記録。甲斐から都に馬を進上するために通行した役人に食糧を支給した記録などがある。


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