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第8回 民俗芸能Live


〜下市之瀬の獅子舞〜


道祖神場で舞われる獅子舞

 山梨県立博物館では、毎年1回から2回民俗芸能の上演を行っています。 今回は、南アルプス市下市之瀬地区(旧櫛形町)に伝承される「下市之瀬の獅子舞」を上演していただけることになりました。

  下市之瀬の獅子舞は、地区の若者によって江戸時代中期から今日まで伝承された民俗芸能で、平成18年4月に山梨県の無形民俗文化財に指定されました。
 下市之瀬では、1月14日の道祖神祭りの際に、道祖神場や村まわりのなかで獅子舞が舞われます。また、同日に行われる成人者を祝う会では、「八百屋お七」や「梅川忠兵衛」などの獅子芝居も上演され、多くの演目と高い芸のレベルを継承している点が特徴です。 

  今回は、新指定文化財展「甲斐の国のたからもの」にあわせて出演していただくこととなりました。まさに甲斐の国の宝物ともいうべき、国中地域の特色を色濃く持つ獅子舞と獅子芝居をお楽しみください。

  ◆日時 平成21年2月1日(日) 午後2時から (終了しました。)

  ◆場所 山梨県立博物館 館内特設ステージ
   ※申込み不要、参加無料

  ◆実演団体 南アルプス市下市之瀬獅子舞保存会 のみなさん



 
■ 開催風景

1.幕の舞 (まくのまい) 2.梵天舞 (ぼんてんまい)

道祖神の奉納神楽や、村回りで舞われます。幕の舞では、悪魔払いや招福、五穀豊穣などを願い、梵天舞は、獅子が梵天と鈴を持って舞います。

開催風景写真1 開催風景写真2
   

3.剣の舞 (つるぎのまい)

獅子が剣を持って舞います。女性の着物を着て舞うことからも雌獅子であることがわかります。

開催風景写真3 開催風景写真4
   

4.三番叟 (さんばそう)

獅子頭や面をつけずに舞います。大きな所作が舞台に映えます。

開催風景写真5 開催風景写真6
   

5.八百屋お七 (やおやおしち)

井原西鶴「好色五人女」の悲恋物語。恋人に逢いたいあまり、火付けの罪を犯すお七。謡がストーリーを語り、獅子がお七に扮して舞います。

開催風景写真7 開催風景写真8
   

6.梅川忠兵衛 新口村の段 (うめがわちゅうべえ にいくちむらのだん)

近松門左衛門「冥土の飛脚」の一部。獅子が扮する遊女・梅川と忠兵衛の道行き(駆け落ち)の場面。セリフも入ります。

開催風景写真9 開催風景写真10
開催風景写真11 開催風景写真12
   

余興.獅子頭体験と保存会会長さんの解説

獅子芝居の終了後には、来場者の方に本物の獅子頭を身に着けていただく体験をしていただいたほか、下市之瀬獅子舞保存会の櫻田会長さんに、獅子頭の解説や稽古のやり方(右の写真は、雌獅子が女性らしく歩く仕草を身に付けるために、足を手ぬぐいで縛って練習している様子を解説しているところです。)などを解説していただきました。

開催風景写真13 開催風景写真14
満員御礼の会場の様子
当日は120名もの皆様に民俗芸能をお楽しみいただきました。
下市之瀬獅子舞保存会の皆様、誠にありがとうございました。
   
■「下市之瀬の獅子舞」上映中

民俗芸能ライブ「下市之瀬の獅子舞」の録画を、当館ロビーにて放映中です。当日の獅子舞と獅子芝居のほか、1月14日夜の下市之瀬区の道祖神場前での獅子舞の様子も上映しておりますので、ご覧になった方もご覧になれなかった方も、どうぞお越しください。
ロビーにて上映中の「下市之瀬の獅子舞」の録画
   
   




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