シンボル展「INDEN〜受け継ぐ手わざ、異国の薫り〜」 : 山梨県立博物館 -Yamanashi Prefectural Museum-
山梨県立博物館 かいじあむ
博物館収蔵の資料をデータベースから検索 収蔵資料案内
 
topに戻る
 
かいじあむとは
活動紹介
利用案内
施設案内
展示案内
交通案内
イベント案内
富士山
お楽しみ資料
キッズミュージアム
教職員の方へ
グループ・団体の皆様へ
 

インデックス>展示案内>シンボル展「INDEN〜受け継ぐ手わざ、異国の薫り〜」

展示案内


シンボル展「INDEN〜受け継ぐ手わざ、異国の薫り〜」のご案内

 山梨のお土産屋名産品のひとつに甲州印伝があります。鹿革に漆や燻した煙などで模様をつけた革製品で、財布やバックなどの小物が作られ、国の伝統的工芸品や山梨県の郷土伝統工芸品にも指定されています。一説には、「印伝」の意味は「インド伝来」であるとされ、奈良の東大寺の宝物には鹿革に燻の技法で模様を施したと考えられる葡萄唐草文の革包みが伝来しています。美しい装飾革は、どのような歴史をたどって山梨の名産品になっていったのか。本展ではかつて作られていたさまざまな技法による印伝や、印伝にまつわる歴史資料からその道のりをたどります。

 
概要   展示ストーリー主な展示資料   関連イベント  展示リーフレット


■期間
 令和8年1月2日(金曜)から2月23日(月曜)まで 
 休館日:毎週火曜日


■時間
 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

■観覧料
常設展観覧料でご覧いただけます。

  通常料金 団体割引料金(20名以上)
宿泊者割引
一般 520円 420円
大学生 220円 170円

●高校生以下の方、65歳以上の方、障害者の方(およびその介護をされる方)は無料です。
●宿泊者割引は、県内のホテルや旅館等に当日か前日に宿泊される方を対象とした割引料金です。
●無料、 割引料金の対象となる方はそれぞれ証明できるものをご提示ください。
●購入日から1年間何度でも観覧できる年間パスポートもございます。

■主催:山梨県立博物館
■協力:印傳博物館、株式会社 印傳屋上原勇七、有限会社印傳の山本

ページトップへページトップアイコン

■展示ストーリーと主な展示資料
展示資料一覧(準備中)
さまざまな装飾革と印伝 
鹿革を燻すなどして模様をつける技法は、古くは奈良時代に行われていました。また、江戸時代には美しい文様をほどこした輸入革を真似るなどして、革を色づけ装飾するさまざまな技法が発展していきました。遠い異国の記憶を秘め、庶民のあこがれの品物でもあった印伝や装飾革の製品を江戸時代から明治時代のものを中心にご紹介します。

漆塗提莨入「松皮印伝」 

江戸時代以降
印傳博物館蔵

漆塗提莨入「松皮印伝」

『装剣奇賞』 

江戸時代以降
個人蔵

『装剣奇賞』

長入子桝漆付巾着 

江戸時代以降
印傳博物館蔵

長入子桝漆付巾着

『甲府買物独案内』 

嘉永7(1854)年
山梨県立博物館蔵

『甲府買物独案内』
甲州印伝の誕生と拡がり 
明治時代の殖産興業政策を背景に、山梨の印伝は「甲州印伝」として名乗りをあげ、山梨を代表する産業としての地位の確立に踏み出しました。万国博覧会や内国勧業博覧会などにも出品し、その成果を広告にも掲載してPRしていきます。広告資料等を中心に、甲州印伝が山梨を代表する工芸品になっていく過程をたどります。 

第四回パリ万国博覧会出品時メダル 

明治22(1889)年
印傳博物館蔵

第四回パリ万国博覧会出品時メダル

引札(口上) 

明治40(1907)年
山梨県立博物館蔵

引札(口上)
受け継ぐということ 

甲州印伝は、オリジナルブランドの発表や、キャラクターやアーティスト作品、イベントとのコラボレーションなど、現代になじむ品物を生み出し続けています。また、印伝が多くの人のくらしとともにあるよう、門外不出・一子相伝だった製法を分業体制に変える決断をした企業もあります。近年の製品や作品を通じて、洋と和、伝統と革新、柔軟と厳格が併存し、時に融合している印伝の、尽きることのない魅力をご紹介します。

Carray(キャレー)    


昭和58(1983)年
印傳博物館蔵

 

Carray(キャレー)
 
ページトップへページトップアイコン

■関連イベント
 ※イベントは変更・中止になる場合があります。


ギャラリートーク

・日時 令和8年1月18日(日 曜)、令和7年2月15日(日曜) 
いずれも14時から(30分程度)
・会場 企画展示室

 事前申込不要、常設展観覧券が必要です。

寺子屋ひろば 「印伝調模様の小物入れを作ろう」

・日時 令和8年1月24日(土曜) 11時から30分程度
・会場 かいじあむ寺子屋もしくは体験学習室

・定員 15名程度(先着順)
 事前申込不要、常設展観覧券が必要です。

かいじあむ子ども工房 「鹿革のはぎれとまゆ玉をつかってひなかざりを作ろう」

・日時  令和8年2月14日(土曜)@10時30分から A13時30分から
・会場  かいじあむ寺子屋もしくは体験学習室
・定員  各回4組(事前申込制、小学4年生以上対象
・申込先 山梨県立博物館(TEL:055-261-2631) 受付開始1月14日(水曜)10時から
・協力  有限会社印傳の山本
 参加無料

網膜投影視覚支援機器RETISSA ON HAND体験会〜小さな印伝がはっきり見える!〜

・日時  令和8年2月7日(土曜)  
いずれも10時から12時
・会場  企画展示室
・協力  株式会社QDレーザ視覚情報デバイス事業部、特定非営利活動法人つなぐ

※手持ち型の視覚支援装置を使用して展示を見ることができる体験会です。
※機器の数に限り(3台)があるため、順番をお待ちいただくことがあります。
 

   事前申込不要、常設展観覧券が必要です。


ページトップへページトップアイコン

■リーフレット
 準備中

本展覧会のリーフレットを会場で無料配布を予定しています。(数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにお求めください)。

ダウンロードはこちら(準備中)
※両面印刷をして、2つ折りをしていただくとP1〜4の順番になります。左画像の面がP1とP4なります


ページトップへページトップアイコン


戻る


サイトマップ リンク
ご意見・ご感想 このサイトについて 個人情報保護方針