山梨県立博物館 かいじあむ
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展示案内


「山梨の明治」のご紹介

 

長きにわたる徳川の世が終わり、「明治」という新しい時代を迎えてから今年で150年となります。明治の人々の努力と挑戦は、様々な成功と失敗を繰り返しながら、現在の私たちの社会やくらしの基礎を築いていきました。
シンボル展「山梨の明治―新しい時代の幕開け―」では、甲斐国が山梨県と名を改め、大きな時代の転換期を迎えていくなかで、当時の人々がどのように対処し、取り組んでいったか、明治初期の様子を物語る多くの資料からご紹介いたします。
山梨の明治はどのような時代だったのか、ぜひ感じ取ってください。

概要   展示資料   関連イベント  刊行物  関連図書コーナー
   

■期間
 平成30年5月26日(土曜)〜6月25日(月曜)
 (休館日 毎週火曜日)

■時間

 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

■主催
 山梨県立博物館

■観覧料
 常設展観覧料でご観覧になれます。

■常設展観覧料
 
通常料金
団体割引料金(20名以上)
宿泊者割引
一般
510円
420円
大学生
210円
170円

  ※次の方は観覧料が免除となります。
  ・65歳以上の方
  ・小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の児童・生徒
  ・障害者基本法第2条に規定する障害者の方、及びその介護をされる方
  ※宿泊者割引は、県内のホテルや旅館等に当日か前日に宿泊される方を対象とした
割引料金です。
  ※無料、 割引料金の対象となる方はそれぞれ証明できるものをご提示ください。
  定期観覧券(年間パスポート)もどうぞご利用ください。

■展示構成と主な展示資料
◆第1章 山梨の明治維新

戊辰戦争から明治5年(1872)の大小切騒動までの出来事や山梨県のあゆみ、維新の諸改革や村の合併などについてご紹介します。
慶応4年(1868)の正月の鳥羽・伏見の戦いで火蓋が切られた新政府と幕府の戦いは、京都から東へ東へと場を移していきました。甲府には3月4日に新政府軍(官軍)の本隊が到着し、甲府城は無血で開城されましたが、甲府盆地の東の入口となる柏尾(現在の甲州市)付近で、官軍と近藤勇ら新選組などで構成された甲陽鎮撫隊の戦いが起こりました(柏尾の戦い)。
近藤らは敗れ、3月12日に東海道総督府参謀として海江田武次が甲府に入りますが、山梨県ではこの日を「立庁ノ始」としており、初代の山梨県知事も海江田ということになっています。
その後、甲斐国を統治する組織は、甲斐府、甲府県を経て、明治4年(1871)11月20日に山梨県に改名します。様々な制度の改革や、新しい文物が流入するなか、比較的緩やかに始まった山梨にとっての「明治」ですが、明治5年(1872)8月、山梨県を大きく揺るがした大小切騒動が勃発します。

護国隊肩印
慶応4年(1868)
護国隊肩印
甲府大功記
明治時代
甲府大功記
柏尾の戦いで使用された砲弾
慶応4年(1868)
「五榜の掲示」高札
「五榜の掲示」高札   慶応4年(1868)
一ツとせいぶし甲斐の評ばん大小切
慶応4年(1868)
一ツとせいぶし甲斐の評ばん大小切
山梨県新図
明治9年(1876)

高精細画像はこちら
山梨県新図
※慶応4年は9月8日に改元されて明治となり、遡って元日から明治という扱いになりますが、本展では資料が作成された時点での元号を使用します。
 
◆第2章 新たな時代への対応

 明治時代は、海外からの新しい技術や文物の導入が進められた時代であり、競争の時代の始まりでもありました。幕末の開港に際しては、多くの甲斐国の人々がビジネスチャンスを求めて、生糸などの特産品を携えて、横浜での外国人との交易に臨みました。また、幕領であった甲斐国では、幕府の海外への使節団へ参加した人物もおり、のちの明治の日本を支える貴重な知識と経験を得ることになりました。
 明治時代に入り、大小切騒動の処分によってしぼんだ山梨県民の新しい時代への期待感は、新たなリーダーの登場によって、再び膨らんでいきます。明治6年(1873)1月に山梨県権令(のち県令、県知事)に就任した藤村紫朗は、満年齢で27歳でした。藤村は着任早々に養蚕製糸業の改良や、道路の整備、学校の建設促進といった新たな政策を次々と県民に示していきました。
 こうした新しいものの導入が進む一方で、旧来の慣習の廃止や禁止も急速に進み、道祖神祭りなど様々な伝統や地域文化が、断絶へと追い込まれていきました。

横浜開港当時の絵図
安政6年(1859)
横浜開港当時の絵図
環海航路日記
万延元年(1860)
環海航路日記
諸国名所之内甲州猿橋遠景
明治13年(1880)
諸国名所之内甲州猿橋遠景
山梨県甲府勧業場之図
山梨県甲府勧業場之図   明治時代(明治7年か)
伝田辺太一賛 勧業製糸場七言絶句
明治10年(1877)
伝田辺太一賛 勧業製糸場七言絶句
旧甲府城内に建設された勧業試験場(写真を展示します。)
 
◆第3章 教育・文化の広がり

 明治時代に登場した新たなメディアが新聞です。山梨では明治5年(1872)7月、内藤伝右衛門によって「峡中新聞」(現在の山梨日日新聞)が刊行されます。自由民権運動が広がっていくなかで、政府は新聞紙条例によって新聞を取り締まりましたが、新聞は人々に憲法制定や国会開設に関する知識や意見を提供し、社会や人々の暮らしに欠かせないものとなっていきました。
 明治5年(1872)8月2日に「学制」が公布され、従来任意で「読み・書き・算盤」といった生活に役立つ勉強を学べた寺子屋や私塾といったものから、全国的に均一な小学校へと変わっていきます。とは言え、親には月謝がかかり、建設費用も地元持ちだったため、当時の小学校の整備と子どもを就学させることは大きな負担であり、すぐには進んでいきませんでした。
 こうした明治初期の文化の革新は、新たな概念やシステムの登場でもあり、また太陽暦への改暦による時法の変更、食生活や服飾の欧風化なども含め、人々の感覚や視覚をも大きく変更していくものでした。

峡中新聞 第一号
明治5年(1872)
峡中新聞 第一号
をとめ新聞 第一号
明治11年(1878)
をとめ新聞 第一号
峡中新報 第一号
明治12年(1879)
峡中新報 第一号
明治時代の教科書
明治時代
明治時代の教科書
改暦の詔書并太政官達につき町触
明治5年(1872)
改暦の詔書并太政官達につき町触
 
 
■関連イベント
ギャラリートーク

担当学芸員が展示の見どころを解説します。
■日時
平成30年5月26日(土曜)、6月9日(土曜)、24日(日曜)
15時から(40分程度)
■場所
シンボル展示室入口にお集まりください。
※申込不要、常設展観覧券が必要です。

かいじあむ講座

【講座A】幕末から明治初期の騒動を中心にご紹介します。
■講師 中野賢治(当館学芸員)
■日時 平成30年6月3日(日曜)
13時30分から15時まで
■会場 生涯学習室

【講座B】幕末から明治初期の山梨ゆかりの人々の海外体験について紹介します。
■講師 小畑茂雄(当館学芸員)
■日時 平成30年6月17日(日曜)
13時30分から15時まで
■会場 生涯学習室

※いずれも申込不要、聴講無料。

かいじあむ古文書講座
明治に関する古文書を読む

■日時
平成30年5月26日(土曜)、6月23日(土曜)
13時30分から15時まで
■場所
生涯学習室
※ 事前申込が必要(県立博物館TEL.055-261-2631)、聴講無料。

 


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