山梨県立博物館 かいじあむ
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展示案内
■シンボル展
No.012 「レッドデータブックの生き物たち」


レッドデータブックの生き物たち

 


期間:平成20年2月19日(火曜)から3月23日(日曜)  <終了しました>
※期間中の休館日:2月25日、3月3日、10日、17日(いずれも月曜日)

常設展観覧料でご覧になれます。

 
  平成17年、「2005山梨県レッドデータブック」が刊行されました。その中には、すでに絶滅してしまった種から、将来絶滅危惧種に移行する可能性がある種まで、600種以上が選定されています。乱獲、開発など人の関与により危機に瀕している種もあれば、逆に水田や里山の荒廃のように人が関わらなくなったことによる環境変化の影響を受けている種もあります。本展ではこれらの種に注目することで、我々の暮らしの変化と自然環境の変化の関わりについて考えます。

主催:山梨県立博物館  
後援:環境省自然環境局 生物多様性センター

■主な展示資料

ホテイランの写真

ホテイラン
(撮影:村松正文氏)

キタダケソウの写真

キタダケソウ
(撮影:村松正文氏)

   

ライチョウの写真

ライチョウ
(撮影:村松 力氏)

南アルプスの高山帯に生息する生き物たちにとって、かつて最大の脅威は乱獲であった。現在では地球温暖化による生息環境の変化や捕食動物の進出など、人間生活の間接的な影響によりその数を減らしている。
 

ニホンオオカミ頭骨の写真

ニホンオオカミ頭骨
(笛吹市個人蔵)

オオタカの写真

オオタカ
(撮影:村山 力氏)

日本列島の食物連鎖の頂点に君臨したが、約百年前に姿を消した。第二のニホンオオカミを生み出さないためにはどうしたらよいのだろうか? ワシタカ類やフクロウなど猛禽類の多くがその数を減らしている。食物連鎖の上部に位置する生物の減少は生態系全体が健全でないことを意味する。

メダカの写真

メダカ
(撮影:村松正文氏)

ホトケドジョウの写真

ホトケドジョウ
(撮影:村松正文氏)

 

ゴマシジミの写真

ゴマシジミ
(撮影:北原正彦氏)

乙女高原の草刈の写真

乙女高原の草刈

メダカやドジョウなどは、かつて田んぼで普通に見られた。また、チョウの仲間にはかつての茅場のように人が定期的に手を入れる二次的な環境に適応した種が多い。現在絶滅が心配される種は、このように人の身近に暮らしてきた種が主体である。生物の多様性は自然を手付かずで守れば維持できるとは限らないのである。
乙女高原(山梨市)では、ボランティアによる定期的な草刈により森林への遷移を防ぎ、草原に暮らす多様な動植物を守っている。
 


■講座&講演会 〜人と動物の過去、現在、未来〜 <終了しました>
  ニホンオオカミはなぜ絶滅してしまったのか、そしてツキノワグマを絶滅させないためにはどうしたらいいのか。人と野生動物のよりよい関係を考えます。

   日時:平成20年3月2日(日曜) 午後1時30分から4時30分
   会場:生涯学習室
   講座「ニホンオオカミと人のかかわり」 植月 学(当館学芸員)
   講演会「ツキノワグマと共存するには」 吉田 洋 氏(山梨県環境科学研究所研究員)
    ※申し込み、参加費は必要ありません。お気軽にご参加ください。

■担当学芸員によるギャラリートーク
  展示資料の背景や内容を解説いたします。

  日時:平成20年2月24日(日曜) 午後1時30分より <終了しました>
      平成20年3月9日(日曜)   午前11時より   <終了しました>
   会場:シンボル展示室
   ※申し込みは必要ありません。お気軽にご参加ください。
    事前に常設展観覧券をお求めください。

■シンボル展関連図書コーナー

資料閲覧室 関連図書コーナーの写真 キッズライブラリーの写真
資料閲覧室とキッズライブラリーにおいて、シンボル展の関連図書を紹介しております。ご自由に手にとって御覧ください。
 

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