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インデックス>富士山>歌川広重 冨士三十六景

富士山


博物館資料のなかの『富士山』

歌川広重 冨士三十六景

10:東都目黒夕日か岡(とうとめぐろゆうひがおか)

東都目黒夕日か岡
夕日が岡から目黒川の流れと田園風景を見下ろし、楓の紅葉の影に富士を眺める。名にしおう夕焼け空に、紅葉がシルエットになって舞い落ちる。楓の垂直線、水平線、土坡の斜め線を巧みに構成しつつ、今、目の前にしているかのような自然な風景となっている。ちなみに、夕日が岡は楓の名所として知られていたが、すでに幕末には数を減らしており、広重は往時をしのんで描いたと考えられている。

※目黒(東京都目黒区・品川区)
…目黒は、目黒川中流域一帯の地名であり、台地上の駒場野が将軍の御鷹場となっていたため、徳川家光をはじめ歴代将軍が来訪した。本図は、目黒川東岸の夕日が岡から目黒川を挟んで富士を望む。中央の森は目黒不動、手前の集落は下目黒町か。
 

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