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インデックス>富士山>歌川広重 不二三十六景

富士山


博物館資料のなかの『富士山』

歌川広重 不二三十六景

34:上総鹿楚山鳥居崎(かずさかのうざんとりいざき)

上総鹿楚山鳥居崎

丸みを帯びた小山の重なりと春霞の富士、のびやかな眺望を馬上で目にしている女性の感嘆が伝わってくる。広重の天保15年(1844)3月の房総の旅は、鹿野山(鹿埜山)の参詣が目的であった。この時に記した旅日記は『鹿野山行日記』と通称されている。「冨士三十六景」の「上総鹿楚山」では鳥居まで登ってきたところ、本図は先に進んで鳥居をくぐり、また下りだすところである。

※鹿野(かのう)山(千葉県君津市)
…鹿野山は、安房国の清澄山、鋸山と並ぶ房総半島の名山で、平安時代には創建されていた古刹神野(じんや)寺の境内や門前町があった。山中北東の白鳥の峰には、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る白鳥神社があり、富士や筑波山を望む景勝の地であったという。社殿は永正10年(1513)、真里谷(まりやつ)城主武田信勝が再建した。本図は、白鳥神社の参道から江戸湾(東京湾)越しに富士を望む。

 

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