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インデックス>富士山>歌川広重 不二三十六景

富士山


博物館資料のなかの『富士山』

歌川広重 不二三十六景

23:東都墨田堤(とうとすみだづつみ)

東都墨田堤

今も変わらず桜の名所である墨田堤。隅田川の対岸には、真っ白な冨士と浅草寺の本堂、五重塔が満開の桜に見え隠れする。土手の下は竹屋の渡しの船着場があり、これから乗り込もうとするところであろうか。川面にはたくさんの舟影がある。そぞろ歩きの花見気分を思い出させる春うららの隅田川の情景である。

※墨田堤(東京都墨田区)
…隅田川の右岸に開発された江戸城下町は、明暦3年(1657)に起きた明暦の大火の後、左岸の本所に拡大した。新たに開発された本所などの地域を隅田川の洪水から守るため、貞享年間(1684-88)に墨田川左岸に築堤されたのが墨田堤である。本図は隅田川左岸から対岸の浅草寺を手前に富士を望む。寺院の周辺には浅草の町が見える。隅田川にかかる橋は安永3年(1774)に架橋された吾妻橋。奥の森は寛永寺の境内である忍ヶ岡(上野山)であろう。

 

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