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インデックス>富士山>葛飾北斎 冨嶽三十六景

富士山


博物館資料のなかの『富士山』

葛飾北斎 冨嶽三十六景

42:相州仲原(そうしゅうなかはら)

相州仲原

江戸に近い霊山として信仰を集めた大山へ至る道である。参詣に向かう巡礼の父子や、厨子を背負って諸国を行脚する六十六部、行商人など各地からの旅人が行き交う。赤子をおぶり鍬や鉄瓶、弁当を持って野良仕事にでかける農婦や、川に入って蜆を採る農夫、鳥追いの鳴子や民家の屋根に、この土地のくらしが見える。右端の男の荷物には版元西村屋の紋がある。登場人物の役割が説明的で、往来の通過点で展開される芝居の一幕のようである。

※中原(神奈川県平塚市)
…江戸に向かう中原道と大山参詣に利用された大山道が交わる中原宿は、文禄4年(1595)から明暦3年(1657)まで、徳川家康が鷹狩りや駿府と江戸との往来の際に来訪した中原御殿があった。本図は大山道から富士を望む。図中にある石仏は、大山寺の本尊である不動明王であり、大山道沿道に祀られていた。河川中原上宿の北側を流れる渋田川(通称玉川)と考えられ、中原宿の北端からの眺望と推測される。

 
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