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インデックス>富士山>葛飾北斎 冨嶽三十六景

富士山


博物館資料のなかの『富士山』

葛飾北斎 冨嶽三十六景

41:身延川裏不二(みのぶがわうらふじ)

身延川裏不二

沸き立つ霧と屹立(きつりつ)した山々の間に富士の頂がのぞく。その下には波が折りたたむように描かれ、水量の多さと流れの速さを表現している。その迫ってくるような景観を眺めながら、旅人たちは川沿いの身延道を行き交う。彩度の高い色調でぼかしや点描を駆使し、黒の輪郭線でひき締めることで、鮮明な画面に仕上がっている。

※身延川(山梨県身延町)
…「身延川」は、これまで富士川を指すと考えられてきた。しかし、『甲斐国志』によると、身延川は身延山中に源流を持ち、日蓮宗の総本山久遠寺の周辺を流れ、波木井川に合流する川を指す。甲斐国と駿河国とを結ぶ駿州往還は、身延山への参詣道であったことから身延道とも呼ばれた。本図は、久遠寺門前の身延道沿道の様子と考えられる。

 
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