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インデックス>富士山>葛飾北斎 冨嶽三十六景

富士山


博物館資料のなかの『富士山』

葛飾北斎 冨嶽三十六景

26:江戸日本橋(えどにほんばし)

江戸日本橋

両岸に立ち並ぶ蔵が透視遠近法で描かれている。消失点には一石橋と江戸城が置かれ、その左奥に富士が姿をのぞかせている。北斎は春朗と名乗っていた初期に、西洋透視画法による「浮絵」を手がけたことがある。日本橋自身は欄干の擬の実で宝珠の実で表現され、橋の上は行き交う人々でごった返している。大八車に満載した包み、籠に入った魚介類、天秤棒、材木など様々な荷物をかついでそれぞれ勝手な方向に進もうとしている。その情景を人々の頭のみで表す演出は、映画の一コマのように動きがあり、いかにも北斎らしい。

※日本橋(東京都中央区)
…日本橋川に架かる日本橋は、東海道、中仙道、甲州道中、日光道中、奥州道中の五街道の起点となった橋。幕府が所管していた橋であったため、欄干には擬宝珠が付けられている。奥の橋は一石橋。その先には江戸城が見える。日本橋川の南岸には榑木(くれき)屋や砥石屋が並ぶ西河岸、北岸には西に薪炭問屋などが並ぶ北鞘町河岸、東に鉄釘銅物問屋などが並ぶ品川町裏河岸があった。

 
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