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インデックス>富士山>葛飾北斎 冨嶽三十六景

富士山


博物館資料のなかの『富士山』

葛飾北斎 冨嶽三十六景

21:礫川雪ノ且(こいしかわゆきのあした)

礫川雪ノ旦

北斎の「冨嶽三十六景」中、唯一の雪景色である。「雪ノ且」の且は旦の誤り。夜のうちに積もった雪で、江戸の町はすっかり銀世界に変わった。起伏の多い小石川のあたりでも特に眺めのよいこの茶屋は、朝から雪見客で賑わっている。女性が指す方向に小さく描きこまれた三羽の鳥が空の高さと広さを表している。

※小石川(東京都文京区)
…小石川は、小石川台と小日向台との間を流れる小石川(谷端川)の下流域一帯の地名。漢語風に礫川とも呼ばれた。沼沢地が広がっていたが、慶長7年(1602)に寿桂寺が徳川家康の生母於大の菩提所伝通院となったほか、水戸徳川家の上屋敷や町屋が開発され、江戸の市街地に編入された。小石川台の南端金杉にある来たの神社は、牛の絵馬を祭ると疱瘡にかからないと伝えられている。本図は、北東から南西へ、伝通院または来たの神社付近の茶屋からの眺望と考えられている。


 
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