■新型コロナウイルス感染症関係資料の収集について |
山梨県立博物館では、新型コロナウイルス感染症にまつわる
モノ(資料)と記憶(証言)を集めています! |
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■私たちの体験を100年後の未来に伝えましょう
博物館は大昔のモノを集めているだけではありません。現代の私たちの社会の出来事や文化に関するモノや記憶を、未来の山梨の人々に継承することも、博物館の大事な仕事のひとつです。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、現代の生活や文化に大きな影響を与えた私たちの「歴史的体験」ともいえるものであり、私たちがどのようにパンデミックに向き合ったかを後世に継承していくことは、地域社会にとっても大事なことといえます。
山梨県立博物館では、県民のみなさんがお持ちの新型コロナウイルス感染症に関するモノ(資料)や、この大変な時期に体験したことや感じたことの記憶(証言・写真)を集めています。100年後の山梨の人々に向けて、多様な資料や記憶を残せるように、多くのみなさまのご協力をお願いいたします。 |
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新型コロナウイルス感染症関係資料の一部 |
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2020年6月から9月にかけて開催した「かいじあむ+(ぷらす)」にて展示した「政府配付の布製マスク」 |
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■コロナにまつわるモノ(新型コロナウイルス感染症関係資料)の募集
例えばこんなモノ(資料)をご応募ください。
☆広報印刷物(ポスター・パンフレットなど) ☆教育・啓発資料 ☆関連する器具(マスクなど)
☆休業や中止に関する掲示物や紙資料類 ☆学校教育関係の通知類 ☆コロナ対策に関する商品
☆ワクチンに関するもの ☆「自粛警察」に関するもの ☆その他新型コロナと社会にまつわるもの
応募にあたりましては、モノについての解説や補足など(どこで入手したか、どのように、どこで使用されたかなど)、説明文(書き方や量、形式は下記の「記憶の募集」に準じてください)を添えてください。
【資料の説明文の例】
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資料名:非接触型体温計
説明文
2020年の初夏、緊急事態宣言にともなう臨時休館が明けた際、県立博物館(笛吹市)で来館者の体温チェックに使用したものです。総務課が業者から購入しましたが、消毒液やマスク同様、なかなか入手できなかったように記憶しています。数少ない装備だったもので、酷使のせいで早々に故障してしまいましたが、総務課の配慮で廃棄せずに、コロナ関係資料として保管することになったものです。 |
お寄せいただいたモノ(資料)にまつわる送料をはじめ費用等の負担はいたしません。また、モノ(資料)の所有権は県立博物館に帰属するものとさせていただきますので、ご承諾のうえでご応募ください。重複するモノなどは処分する場合もありますのでご承知おきください。 |
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■コロナにまつわる記憶(証言・写真)の募集
・感染した当事者の方や医療従事者、飲食業の方などはもちろんのこと、どなたでもご応募ください。
・証言の内容は新型コロナウイルス感染症に関することであればなんでも可とします。
・ご応募いただく記憶(証言・写真)はつぎの様式でお願いします。
☆証言(文章)はタイトルを付けて100〜800文字を目安とした原稿を作成してください。
日記的な記録など長くなる場合もあるかと思いますが、可能な限り簡潔な記述をお願いいたします。
☆文章は手書きでもパソコンで作成(wordないしテキスト形式)でも結構です。
PDF形式でも大丈夫ですが、パスワードの設定はしないでお送りください。一太郎は不可とします。
☆証言は文章のみのご応募でも写真付きでもいずれでも受け付けております。
☆写真のご応募はなるべくデータ(jpeg形式 3MB程度まで)でご提出ください。
☆写真の内容は個人などの権利やプライバシーの保護、公序良俗に反しないものとします。撮影場所や時期、説明文などを添えてください。
・個人情報はコロナ関係資料の収集や調査研究以外の目的では使用いたしません。コロナにまつわる記憶を調査研究や展示などに使用する際は、応募者のお名前は匿名での表記を原則といたします。
・お寄せいただいた記憶にまつわる費用等の負担はいたしません。また、原稿および写真の著作権は県立博物館に帰属するものとさせていただきますので、ご承諾のうえでご応募ください。 |
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■応募方法
・資料や原稿などは県立博物館に郵送・メール・持参などによりご応募ください。
・郵送・持参の場合は、当館で配付している応募用紙か、下記の申込用紙を印刷のうえ必要事項をご記入していただき、資料等に添えてください。
☆応募される方の下記の情報を可能な限りで明記してください。
名前(必須) 生年月日(○○代のようにだいたいでも可) お住まいの地域(例:笛吹市)
性別(例:女性) 職業(例:自営業)
連絡先(電話番号かメールアドレスは必須、可能であれば住所もご記載ください。)
応募の内容(資料か証言か写真か)
応募要項・申込用紙(PDF 0.7MB)
申込用紙(word形式)
・メールで送信される場合は、本ページをご熟読のうえ、必要事項をメール本文に記載するか、文書(テキストないしword形式、PDF形式)を添付してお送りください。また、ご応募される資料や原稿、写真の著作権および所有権については県立博物館に帰属させていただくことを、ご承諾のうえでご応募ください。
【応募先】
山梨県立博物館 学芸課 新型コロナ資料係
〒406-0801 山梨県笛吹市御坂町成田1501-1
メールアドレス kenhaku@pref.yamanashi.lg.jp
お問い合わせ電話 055-261-2631
・メールでお申込みの方には1週間以内を目途に受領の通知メールを差し上げます。通知が届かない方は、何らかの不具合の可能性がありますので、当館へご連絡をお願いいたします。なお、発火性のあるものや危険物は郵送しないようにするとともに、法令・規則の順守をお願いします。
・資料が多数あるいは大型となり郵送が困難な場合(標準的な段ボール箱〈縦横高さの合計が120センチメートル以内〉1箱を超える場合)などは、県立博物館にご相談ください。
・募集期間は設けませんが、資料が捨てられたり、記憶が薄れる前にご応募ください。 |
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私たちの大変だった思いや記憶を、後世の人々に残していきましょう。 |
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情報掲載日:令和4年3月10日
情報更新日:令和4年3月10日
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■問い合わせ先
山梨県立博物館 学芸課学芸担当
〒406−0801 笛吹市御坂町成田1501−1
電話055−261−2631 FAX055−261−2632
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