特別展「みんなのクルマ展 人と自動車の歴史と未来: 山梨県立博物館 -Yamanashi Prefectural Museum-

山梨県立博物館 かいじあむ
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インデックス>展示案内>開館20周年記念特別展「みんなのクルマ展 人と自動車の歴史と未来」

展示案内
 

 

 

山梨は古くから交通の結節点でした。人々や牛馬は峠を越え、川を船が走り、さまざまな人や物質、文化が甲斐国を行き交っていました。その流れとスピードを大きく変えたもののひとつが「クルマ」でした。ごく一部の人のものであったクルマは、やがて庶民の「足」となり、身近な存在へと変わっていきました。そして、クルマは時代を通じてステータスシンボルのひとつでもあり、「憧れ」の対象であり、「未来」の象徴であり続けています。本展では、クルマが大衆化(「みんなのもの」化)していく過程をたどるとともに、各時代を彩った魅力的なクルマもあわせて紹介します。

 
 ※資料保存の観点から、会期中に展示替えを行います。
仕切り線
 
 
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■期間
 令和7年7月12日土曜)〜9月1日(月曜)
 (休館日:毎週火曜日(ただし8月12日は開館)


■時間

午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

■観覧料

  通常料金 団体割引料金(20名以上)
宿泊者割引
常設・企画展共通券
一般 1000円 840円 1260円
大学生

500円

420円 590円

●高校生以下の方、県内在住の65歳以上の方、障害者の方(およびその介護をされる方)は無料です。
●宿泊者割引は、県内のホテルや旅館等に当日か前日に宿泊される方を対象とした割引料金です。
●無料、 割引料金の対象となる方はそれぞれ証明できるものをご提示ください。
●購入日から1年間何度でも観覧できる年間パスポートもございます。

■主催:山梨県立博物館、山梨日日新聞社、山梨放送

■協賛日本ネットワークサービス

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■展示構成と主な展示資料
展示資料一覧はこちら(準備中)。
第1章 はしる!はたらく!だいすきなクルマ
クルマには、わたしたちが日常の移動手段としている乗用車のほかにも、サーキットで轟音を響かせて走るレーシングカーや、動く姿を見れば目をうばわれる特殊車両や緊急車両など、さまざまな種類があります。はじめに、あこがれの対象でもあるレーシングカーや、ワクワクするはたらくクルマを紹介します。

マクラーレン・ホンダMP4/4

(Honda Collection Hall蔵) 

マツダコスモスポーツ 試作車

(国立科学博物館蔵)

 
第2章 ところで、クルマってなに?
いまや多くの人が所持している自動車は、とても便利で身近であり、だれもがその姿をイメージすることができます。しかし最近では、「空飛ぶクルマ」に代表されるように、「クルマ」という言葉は従来の乗用自動車から乖離した形態の移動手段にも用いられています。また、わたしたちは生活のなかで「クルマ」がもたらす豊かさを当然のように享受しています。わたしたちにとってクルマとは何でしょうか? 車と人との関係性と歴史から探っていきましょう。
山梨県甲府勧業場之図(当館蔵)

内国通運株式会社 トラック(模型)

(物流博物館蔵) 

 
第3章 そうだ!バスで 行こう!
現在のように多くの個人がクルマに乗って移動するようになる前、だれでも乗ることができた身近なクルマは乗合自動車(バス)でした。バスは、観光や日常の移動手段として、鉄道の駅を起点に地域をつなげるために利用されました。このコーナーでは、日本の乗合自動車事業の拡大と、山梨県でのバス事業のはじまりと展開を追うことで、庶民への「クルマ」の浸透を紹介するとともに、当時の憧れの職業「バスガール」など、クルマを取り巻く文化にも注目します。
甲斐名所案内(当館蔵)
山麓バス時刻表(ふじさんミュージアム蔵)
 
第4章 うちにも クルマが やってきた!
乗合自動車が普及する前、クルマを所持していたのは華族や富豪で、しかも輸入車でした。日本の環境にあった廉価な自動車の開発は、第二次世界大戦がはじまる前から行われてきましたが、一般の人たちが所持するようになったのは、戦後の1960年代以降です。このコーナーでは、より多くの人が所持することによって、クルマが?みんなのクルマ“になり、いつでも、どこにでも行けるようになっていった過程を紹介します。

1924年式ビウイク号カタログ
(梁瀬自動車株式会社)

(国立科学博物館蔵)

スバル360 DELUAX

(Honda Collection Hall蔵)

 
第5章 クルマで かわる くらし
クルマによって人は移動時間を短縮し、物資の輸送網を拡大させ、さまざまな点から豊かさを得られるようになりました。そして、クルマは生活文化においても存在感を増していきました。マンガやゲーム、ミニカー、プラモデルなどは憧れを喚起し、時に所有欲を満たしました。クルマの音が乳児に安らぎを与える効果から、子守グッズにも応用されています。豊かさの反面、クルマは大気汚染や交通事故などの問題も引き起こしました。クルマがもたらす物質的・文化的な豊かさと問題点から、わたしたちの生活と憧れの変遷をたどります。

ホンダ・エレクトロ・ジャイロケーター

(本田技研工業株式会社蔵)

昇仙峡ですれ違う馬車とクルマ
(内田宏氏撮影)

(当館蔵)

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■関連イベント

記念講演会

「日本の自動車のルーツを探る―蒸気からガソリン、そして未来へ―」
講師:榊原 康裕 氏(トヨタ博物館館長)
日時:8月2日(土曜)13時30分から14時30分まで
会場:生涯学習室   聴講無料、事前申込不
 

かいじあむ講座

「ところで、クルマってなに?―時代で変わる車の意味―」
講師:茶園 紘己(当館学芸員)
日時:7月20日(日曜)13時30分から14時30分まで
会場:生涯学習室   聴講無料、事前申込不
 

学芸員によるギャラリートーク

日時:7月20日(日曜)、7月26日(土曜)、8月9日(土曜)、8月24日(日曜)
   15時から1時間程度
事前申込不要、特別展観覧券が必要です。
 

SUPER GT参戦 レーシングカー特別展示

日時:7月19日(土曜) 10時から16時まで
場所:博物館西側 職員駐車場付近
展示車両:KONDO RACING 56号車(NISSAN GT-R NISMO GT3)
エンジン始動イベント:@11時から、A14時から(いずれも5分程度)
参加無料、事前申込不
※天候などにより変更または中止になる場合があります。

 

はたらくクルマ野外展示

@パトカー  日時:7月15日(金曜)13時30分から16時まで
A消防車   日時:8月15日(金曜)13時30分から16時まで
B自衛隊車両 日時:8月17日(日曜)10時から15時まで
場所:正面エントランス付近
参加無料、事前申込不
※天候などにより変更または中止になる場合があります。
 
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■展示図録
  

準備中


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