山梨県立博物館 かいじあむ
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 ■かいじあむティーチャーズクラブ


かいじあむティーチャーズクラブ

メールマガジン 第27号

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山梨県立博物館
かいじあむティーチャーズクラブ
メールマガジン 第27号 2008.2.16.
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     ■も く じ■
1. 【クラブ事務局からのお知らせ】
・ティーチャーズクラブ第2回研究会を開催しました
・活用事例集の作成について
2. 【近頃のかいじあむ】
3. 【イベント等の案内】
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1. 【クラブ事務局からのお知らせ】
■ティーチャーズクラブ第2回研究会を開催しました■
  平成20年2月14日(木)午後3時30分より研究会を開催しました。今年度は春日居小学校の天野明美先生,勝沼中学校の丹澤千明先生,都留高校の鮎澤譲先生の3名の先生方に実践の発表をしていただきました。
  天野先生からは「校外学習における博物館の活用について」として,事前学習の資料から,当日のワークシート,事後学習の絵日記までパワーポイントを用いながら分かりやすく発表していただきました。教師のねらいやしくみ方によって,生徒の得るものや感じるものが全く変わってくることを実感できる取り組みでした。こどもたちが高いモチベーションを持って活動できたことが,発表だけお聞きしても容易に想像できます。
  丹澤先生からは「キャリア・スタート・ウィークにおける県立博物館の利用について」として,キャリア教育の一環として博物館をどう活用し,どのような成果があったかということを発表していただきました。展示物の見学にとどまらない博物館活用の一方法としてご提案いただきました。職場体験をする当日だけでなく,継続した指導があって資料にある生徒の感想に行き着くんだろうなあと考えさせられました。
  鮎澤先生からは「地理歴史科の夏休み課題としての博物館活用について」として,生徒が自ら行き先,テーマ等を設定し,自主的に調査学習する実践を発表していただきました。学年全体で動くことが色々な面で難しい学校もあると思いますが,個々の学習また課題(宿題)としての博物館活用の可能性,課題などを示していただきました。また「博物館」を活用していく上で,色々な博物館を見ていくことは視野を広げることにつながると感じました。
  今回強く感じたのは,校種は3名の先生方は違いますが,自分の校種の実践にフィードバックできることがあるのではないかということです。私自身は中学校で教員をしてきていますが,丹澤先生の発表はもちろんですが,天野先生,鮎澤先生の発表からも,とてもよいヒントがもらえたと感じています。発表いただいた3名の先生方はもちろんですが,ご参加いただいた会員の先生方,年度末のお忙しい中本当にどうもありがとうございました。なお今回欠席された先生方には,後日郵送にて今回の資料を送付させていただきます。ぜひご覧ください。

■活用事例集の作成について■
  今年度先生方が博物館を活用して行った教育実践をとりまとめて,「博物館活用事例集(4)」を作成いたします。今年度博物館を利用した学校も「活用事例集を見たんだけど…」「活用事例集に出ている〜はできますか」など事例集を参考にされている様子がありました。1年ごと積み重ねていくことで,より博物館活用が有意義に進められるようになると思います。お忙しいことは重々承知しておりますが,ぜひご協力ください。なお詳細は添付ファイルの「実践研究のまとめ方について」にてご覧ください。(研究会の資料から少し加えた内容もありますので,研究会に出席された先生方も再確認をよろしくおねがいいたします)

2. 【近頃のかいじあむ】
  「とっておきの収蔵品」展が終了し,現在は平成20年2月19日からのシンボル展「レッドデータブックの生き物たち」の準備が進められています。平成17年,「2005 山梨県レッドデータブック」が刊行され,その中にはすでに絶滅してしまった種から,将来絶滅危惧種に移行する種まで,600種以上が選定されています。本展ではこれらの種に注目することで,我々の暮らしの変化と自然環境の変化の関わりについて考えます。お楽しみにしてください。なお2月24日午後1時30分より担当学芸員による展示解説(ギャラリートーク)を行います。

3. 【イベント等の案内】
●平成20年2月17日(日)午前10時から3時まで
「かいじあむ検定」どれだけ笛吹市のこと知ってるかうでだめし!
事前申し込み不要。時間内自由参加。参加費無料。会場は当館生涯学習室。
※2月3日実施予定でしたが,降雪のためこの日になりました。

●平成20年3月2日(日)午後1時30分から午後3時まで
かいじあむ講座「ニホンオオカミと人のかかわり」担当 植月学学芸員
事前申し込み不要。参加費無料。会場は当館生涯学習室。

【編集後記】
  今号のメールマガジンは望月が担当しました。
  今年はよく雪が降り,先生方も雪かきに追われることも多かったのではないでしょうか。博物館でも雪かきに追われる日々が多かったです。敷地も広いのでたいへんです。これだけ雪が降り積もると,庭の植栽に悪い影響があるのではとも思いましたが,どの植物も何事もなかったように春の準備を進めています。庭を歩いていると,以前書きましたが各種のつぼみにエネルギーを感じたりというのもあるんですが,一方で「そろそろ花が咲いたとか,はっきりわかる変化が見たいなあ」と思うようになってきました。春を待ちわびる,というのは陽気が暖かくなるというのはもちろんですが,視覚的にも大きく変化するからなんでしょうね。
  今年度の実践発表も終わりましたが,年度末ということで出席された先生方の人数は少し寂しい感じでした。来年度以降への課題だと考えていますが,ひとつの考え方として,年度の初め(5月後半から6月前半くらい)にティーチャーズクラブのスタートとして,前年度の実践発表をしていただくこともいいのかなあとも思ってます。またご意見をお聞かせください。

■配信元:山梨県立博物館 企画交流課
(ティーチャーズクラブ担当)
〒406-0801 笛吹市御坂町成田1501-1
電話:055-262-1278
ファックス:055-261-2632

 

 

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