山梨県立博物館 かいじあむ
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館長トーク


当館の平川南館長(日本古代史)による館長トークを毎月開催します。新年度のテーマは「掘り出された古代社会像―中世への展望―」です。発掘された遺物や、そこに書かれた文字にもとづく最新の研究成果を紹介しながら、古代社会の実像に迫るとともに、甲斐国の古代社会についても解説します。

■日時と内容 ※終了しました。
平成18年
4月16日(日)
1200年前の稲の品種札の発見
 稲の品種を記した木簡の発見により、古代において国家が稲の品種を管理し、それによって多様な品種が維持されてきたことが明らかになりました。稲は支配者の管理するもので、貨幣的価値を持ち、農民が米を常食していたかについても疑問が投げかけられています。
5月21日(日) 出挙(すいこ)―国家による稲の回収システム―
播種期に種子を貸与し、収穫期に利子を付けて返済させるシステムは、世界各地の農業社会に見られます。日本でも古代からそうした慣習が発生していたと考えられており、8世紀に施行された律令には「出挙」の語が見られます。
  公営の高利貸しともいえるこの出挙のあり方を通じて、国家による稲の管理や、一般庶民の米食の実態などを考えます。
6月18日(日) 古代国家と稲
7月16日(日) 生業の特化―布・塩・ケモノの皮・油―
8月20日(日) 北辺と南辺の生業―昆布とヤコウガイ―
9月10日(日)  古代の道路計画
10月22日(日) 川の道と海の道―古代の水上交通を見る新視点・・・第二河口・曳き舟―
11月19日(日) 古代港湾都市―水陸ネットワークを読み解く―(1)
12月10日(日) 古代港湾都市―水陸ネットワークを読み解く―(2)
平成19年
1月21日(日)
文字文化と東アジア−交流の原点“文字”−
2月25日(日) 古代人の文字の習熟度は?−古代人は文字を書けたか、読めたか−
3月18日(日) 都と村の信仰−古代社会の道祖神−


■時間・場所

    午後1時30分から3時(いずれも)
    生涯学習室
    ※終了しました。

■講師
    平川 南(当館館長 古代史学)

※参加費無料・申込不要です。お気軽にご参加ください。

■お問い合わせ
   山梨県立博物館 企画交流課 055-261-2631




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