山梨県立博物館 かいじあむ
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1 自然の森の中で
「自然の森の中で」展示室写真 世界に誇る山梨の縄文土器を紹介し、山梨の縄文文化が豊かな森林資源や自然との共生の中で培われたことを紹介します。
平成30年5月24日に、八ヶ岳を中心とした中部高地の縄文文化が “日本遺産” 「星降る中部高地の縄文世界―数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅―」として認定を受けました。当館で展示されている「桂野遺跡出土大型深鉢土器」(笛吹市教育委員会)もその構成文化財のひとつです。
 
日本遺産とは 
 地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定しています。
 
認定された日本遺産
 「星降る中部高地の縄文世界―数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅―」
(認定ストーリーの概要)
 日本の真ん中、八ヶ岳を中心とした中部高地には、ほかでは見られない縄文時代の黒曜石鉱山がある。鉱山の森に足を踏み入れると、そこには縄文人が掘り出したキラキラ輝く黒曜石のカケラが一面に散らばり、星降る里として言い伝えられてきた。日本最古のブランド「黒曜石」は、最高級の矢じりの材料として日本の各地にもたらされた。
 麓のムラで作られたヒトや森に生きる動物を描いた土器やヴィーナス土偶を見ると、縄文人の高い芸術性に驚かされ、黒曜石や山の幸に恵まれて繁栄した縄文人を身近に感じることができる。
展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
縄文土器片、石器 縄文時代 山梨県立考古博物館   
渦巻文土器(笛吹市桂野遺跡) 縄文時代 笛吹市教育委員会   桂野遺跡は笛吹市御坂町に所在する縄文時代中期を中心とした遺跡。渦巻文土器は縄文時代中期後半曽利式期に位置づけられ、胴部に施された渦巻文は他に例を見ない独自の文様構成である。底部は穿孔されており、子どもの埋葬に使われたとも考えられる。
土偶(山梨市宮ノ前(七日子)遺跡) 縄文時代 山梨県立考古博物館   宮ノ前(七日子)遺跡は山梨市七日市場の七日子神社付近に所在する遺跡で、戦後間もなくの昭和21〜23年に、野沢昌康・上野晴朗・古屋善博氏らによって調査が行われ、県内でも初期の調査事例となった。遺物は縄文時代中期のものが中心で、中期の特徴を持つ立像型土偶の出土も見られ、中には完形に近い状態で遺るものがある点も興味深い。
土偶(山梨市立石遺跡) 縄文時代 山梨県立考古博物館



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